子供を伸ばすのに必要はコトとは?親が取り組むべきこと

保育園児 子育て

 

子供も1歳、2歳の時期が過ぎ保育園や幼稚園の年少位になってくるとコミュニケーション能力が飛躍的に上がってきます。徐々にコミュニケーションが取れるようになってくると嬉しいですよね!子供の成長をより一層感じることが出来、親としての醍醐味もまたより感じるのではないでしょうか?

 

子供ってカワイイし、成長するしたまらん!

個人的にはこの時期は驚きと感動の連続の日々で、それと同時に今思うとそんな感情を味わわせてもらえて感謝の気持ち大きい。

まぁ今でも子供の成長は日々感じながらの生活を送っているワケですが、この時期はなんかこう密度が濃いというか、なんかまぁそんな感じ!

またそれと同時に親としての本領発揮の時期でもあると思っています。実際には子供の精神性を養うために、想像力をフルに働かせて考えて、それを伝えてどのように変化していくか確認し、都度軌道修正していき、さらにある時期からは子供の自主性も重んじながら見守っていくことをしていくことです。

いわゆるご飯を作ったりお風呂に入れたり等のお世話系のルーチンも非常に時間と労力がかかり大変なことですが、ただそれに忙殺されてその部分の取り組みを怠るべきではないと思っています。

同時にあなたの「親としての成長」も究極的にはこのことを意識した子育てをすることで最大化し、さらには子育て以外の自分の実生活にも影響を及ぼし、あなた自身もより実りのある人生を送っていけるようになると思っています。

具体的な例として
子供に物事を伝える使え方はなかなか難しく、かみ砕いて伝える話術の習得ができる → 大人同士のコミュニケーションに活用できる。実際気づきにくいですが、大人同士でも意思疎通がうまくできてないことでのトラブルって多く、そのことを回避できる

む、いきなり脱線かw今は自分のコトよりも子供のコトですよね!はい。では話戻します。この記事であなたに伝えたいコトは子供の将来を見据えた精神性を培う為に、コミュニケーション能力が飛躍的に上がる3~4歳くらいの年少、年中位の時期から親として意識したい、というか意識するべきコトです。

結論として、親のあなたが子供に働きかけることで「成功体験」をしてもらい、さらにそれを吸収することで今後に活用できたり、応用出来たりするのを目指したいところです。

よくコレはこうだとかアレはああだとかという理屈や論理を「口頭」だけで説明することがありますよね。アレってなかなか子供には伝わってないですよ。

例)ごはんを食べない子供に「貧しい国に人たちは食べたくても、食べれない人がいるんだよ」

こういうの、本質的に全く刺さらない。だって子供にとってイメージ沸かないでしょ?

1.具体的な成功体験を味わう事で子供が伸びる仕組み

夢のない話かもですが人間の活動の礎となるコトは全て脳内発です。そりゃそうですね。筋肉とか血液が司令塔の役割を果たしているとは思えません。脳内活動の結果(または反射の結果)として筋肉が動いたり、血流が早くなったりするのです。

実際の成功体験を通じて、脳内物質であるドーパミンを出して達成感や満足感を味わい、それを強化的に活用していくことで個人の成長がなされていきます。このロジックを実際の生活に落とし込んでいくことが重要になります

さらにその「うまくいった経験の数を増やす」ことで、自信がつきそれが広義の意味でアイデンティティ化していき、ブレない心を持ちやすくなります。

 

自分もブレない心持ちたいス

あ、はい。えーと、人間は前述のように脳内物質のドーパミンを出すことで気持ちよくなります。

極端な例としてタバコのニコチン依存症があります。喫煙者の7割だとか9割とかが依存症といわれていますが、これにはドーパミンの分泌が深く関わっています。ホント、タバコってなかなか止めれないですよね(禁煙に2回失敗し、ようやく止められたヒト談w)

ニコチンフロー
それは①ニコチンを摂取する→②ドーパミンが出る→③心地いい→④ないとイライラ、不安になる(以下ループ)

という現象が脳内で起こっているからです。ドーパミンが脳内で作用する一連のイベントの例としてあげました。

さて、では話を置き換えてみましょう。この「ニコチンを摂取する」というモノが「成長する為の行動」だとしたらどうでしょうか?

行動フロー
①(結果的に成長する)行動をする→②周囲から評価される(自己評価でもOK?)→③ドーパミンが出る→④心地いい(以下ループ)

タバコと子育てと一緒にするな!と思われるかもしれませんが、本質的には同じです。つきつめていけば脳内で起こるの化学物質の伝達系の出来事でしかない。

「行動フロー」囲み内が、行動原理的にはドーパミンの強化学習と呼ばれるもので、小さな目標を積み上げて最終的に大きな目標を達成していくやり方です。

さて、このドーパミン活用術が子育てに活きてくることの重要性を理解することは決して遠回りにはならないと思います。

何故ならベクトルだけは180度違いますが「ニコチンフロー」でも分かるように、大人でも「タバコ止めれない」、そのパワーを逆に子供の成長に活用できれば効果すごいありますからね。

まぁ正直作用する大きさは違いがありそうですが、ドーパミンは全ての原動力になる事実は変わりません。

以上がロジックです。以下にて具体的な方法を紹介します。

2.報酬を得ることで子供は伸びる

はい、子供に報酬をあげることが大事になります。

 

えー?金とかモノで釣るんかい!?

 

って思われるかもしれません。確かにお金やモノ「だけが」目的になってしまうことは少なくないリスク、例えば価値判断基準がお金に傾倒してしまう、またお金やモノが貰えない状況になると気持ちが続かなくなるということが起こり得る為おススメできません。

ただ「場合によっては」非常に有効な手段になり得ますので、それを子育てにおいて否定するワケではありません。

ただ以下にて解説する「報酬」とはお金やモノのことではありません。

褒めることが全ての原動力のモト

褒めることが子供にとっての報酬になります。報酬といっても何も目に見えるモノだけではないです。さらにそれが親子の信頼関係構築にも一役買います。一石二鳥ですねー(喜)!さて効果を最大化する為に考慮したいコトとして大事なコトがあり以下のとおりです。

ポイント①褒める際に子供自身が言って欲しいであろうコトを想像する
子供を「褒める」状況。生活の中でたくさんあると思います。例えばご飯をこぼさずに食べることが出来た時のように、子供は意識してないけど「褒め時」がある時。この時は気づいたら普通に褒めてあげて下さい。さて以下からがポイントになります。

なにせ子供は親を気にするもの。褒めて欲しくて行動するコトもあります。性格にもよるとは思いますが、結構多いと思う。そんな時に言ってほしいであろう言葉を掛けてあげたら嬉しくなり、「やった!今度はより一層頑張ろう!」って感じるはずです。

そして褒める際にはあなたがそれを嬉しく感じていることを伝えると、子供は「わーい!おとうさん(おかあさん)もコレをしたことで喜んでくれたー!嬉しい!」と感じまた頑張ってくれるはずです。

ココを逆に気づかずにスルーしてしまうと、褒めて欲しい気持ちがあったら子供もガッカリするし、褒めることによって得られたであろうキラキラ感も味わえず、信頼関係の積み上げもできないので相当な損失ですね。

はい。以上の様に褒めること自体が脳的には報酬です。むしろ年少~学齢期において親から子供へあげるものでこれ以上のモノは存在しないのでは?と思ったりもします。何故ならこのことが子供の資質形成の重要な比重を占めるからです。

平均寿命が延びているという現代の状況下において、この時期の親からの働きかけがその後の何十年に渡り子供の血肉になる可能性が高い、突き詰めていけば子供の人生の難易度を下げれるとすれば、これは親としては意識して取り組むべき最優先課題だと思います。

あとひとつ注意点として子供と親の信頼関係が一定程度以上構築されている必要があるかな、と感じます。

やっぱり好きな人に認めてもらえたら一番嬉しいですよね。これは基本のお世話をしてくれる+母性を発揮できる母親の方が信頼関係を遥かに築きやすいですね。

ただ当然父親であっても、一緒に過ごす時間が十分にあれば信頼関係は築けていますので大丈夫ですし、仮に全然一緒に入れない環境で関係が築けていなかったとしても、褒めるところからスタートというのもアリだと思います。

このように日々のルーチンとしてのお世話も重要ですが、子供を褒めるコトに主眼を置くことで何かいい化学反応が起こりそうです。

成功体験を親がサポートしてあげること

はい、コレどういうことかというと。家庭内でも保育園、幼稚園また学校という社会的な場においても子供は年少なら年少、小学生なら小学生なりの悩み(漠然とした)や不安があります。

例えばよくありそうなのが、お友達とケンカをして本当は仲直りしたいんだけど悩んでいる時とか。

子供でも謝るべきであるというコトは分かっているとは思いますが、子供なりのプライドとか周囲の環境が妨げになってなかなか出来ないコトであったりします。でも本当は仲直りしたい。

そんな時は
まずはその問題を引き出せていることが大前提です(これは意外に難しいかも。日ごろからのコミュニケーション大事)が、あなたと他のヒトとの仲直り体験、なければ解決策を考え分かりやすく伝える。

その際それをしたり、言ったら具体的に○○ちゃんがどういう気持ちになってどうこう、という伝え方をすると刺さりやすい。

うまく仲直りできたら、子供には「成功体験」として刻まれて類似の事象が発生した時の助けになる。要は引き出しが増える。

引き出しが多いほど生きていく上で楽なコトには、議論の余地はないですよね。さらにこの成功体験は問題解決の一助となるだけでなく、自己肯定感も育み、広義のアイデンティティとしての自信を持った人間になることにも大いなる助けになるので、親としてはサポートのしがいがあるのではないでしょうか?

また当然ですが、これは「ケンカの仲直り」に限定された話ではありませんね。人の気持ちを理解することが行動の源ではないしょうか。

 

お、終わりか。ではまとめて下さい。

タブンヒトのキモチ、カンガエルてトコにすべてシュウヤクする

雑かよwてかダレwww

 

はい、では記事をまとめると

①成功体験を通じて嬉しいとドーパミンが分泌され、さらなる成功を目指せる
②基本は褒めるコト。褒められると嬉しい。これも一つの成功体験
③現実に抱えてる問題その他は、親であるあなたが具体的に人の気持ちをベースに子供に伝えて成功体験に昇華する

なお私は最早、子供を褒めるのが趣味になっておりやすw

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